日本アルミニウム協会がまとめた2022年度のアルミ圧延品需要部門別特殊分類出荷実績によると、流通業者の扱う店売り一般材を含む「卸売・小売業」向け出荷量(板・押出合計)は、前年比10%減の8万2761トンだった。半導体製造装置分野が下期に減速したほか、建材向けも力強さを欠いた。特に押出分野の出荷減が響いた。 品種別では、板類が8%減の6万75...