日本製鉄は10日、2024年3月期の連結事業利益(IFRS)が6500億円と、23年3月期の9164億円に比べ約30%の減益になると発表した。3650億円の在庫評価損が発生するなど一過性損失の影響を受ける。一方、一過性損益を除く実力ベースの事業利益は8000億円以上と23年3月期の7340億円に比べ増益となり、3期連続で過去最高を更新する見...