鉄スクラップ国内市況は弱基調のままゴールデンウイーク明けを迎えそうだ。主力の輸出先である韓国やベトナムの需要が鈍く、新規輸出に停滞感が根強い。特に関東地区は需給が大きく緩んでおり、湾岸価格は連休谷間に高値が切り下がった。ロシア製ビレットのアジア市場への流入も鉄スクラップ市況の下押し材料とされる。為替の円安進行が唯一の強材料だが、目先は新規輸出...