世界鉄鋼協会(ワールドスチール)が19日に発表した短期需要見通し(SRO)によると、2023年の世界の鋼材消費は前年比2・3%増の18億2230万トンとなり、2年ぶりに増加しそうだ。製造業向けでの回復を見込み、特にインドやトルコで高い伸びを予想している。ただ、世界的な金利上昇が重石になるとも指摘しており、見通し通りに需要が増えるかは不透明だ...