一般形鋼は、年度初めに流通の高唱えが通って3千円上昇した。だが中小建築案件は依然としてさえず、荷動きは低調なままだ。 物件対応を含めて一次加工絡みの受注は多く、繁忙感は高いまま。一方でまとまった量での定尺販売は盛り上がりを欠いており、在庫品の出庫も小口が主体だ。 コロナ禍の収束に伴いインバウンド需要が復活し、停滞していた中小案件の見積もりが...