――就任して1年が経った。社の現状と課題をどう捉えているか。 「今年は大口案件の端境期に当たる。天神ビッグバンなどの都市開発で九州の建設事情は首都圏に次いで案件が多いと言われるが、その多くは2022年までで落ち着いてしまい、次期繁忙期は24年から訪れることが分かっている。足元の23年は仕事量が十分にあるとは言えず、中小案件に至ってはさらに閑散...