大阪地区の厚板市況は足元、弱含み横ばいで推移している。ただ、高値玉を抱える溶断業を中心に扱い筋各社は価格を維持する姿勢を崩しておらず、下値は不安定ながらも現行値圏内が続いている。値下げしても量を確保できるほど足元の店売りは活気がなく、5月の大型連休明け後も需要増への期待の声はあまり聞かれない。町場の製缶向けなどからの引き合いは限定的で、荷動...