北関東地区の鉄スクラップは、新年度入り後も電炉メーカーの入荷が高水準で、需給は大きく緩んでいる。建築解体や自動車関連の工場発生は勢いが乏しく、市中発生は「年度末も含め増えた感覚はない」(ヤード業者)。既存のヤード業者では品薄感が強いが、北関東の電炉メーカーは入荷が引き続き好調。「品種制限を解除すると入荷が殺到し、再び制限せざるを得ない状況」...