日本鉄鋼連盟の北野嘉久会長(JFEスチール社長)は29日の定例記者会見で、来年度の国内外の鋼材需要について「需要環境は徐々に改善している。自動車のサプライチェーンのネックも少しずつだが解消に向かっている」と需要回復への期待を述べた。 鋼材需要を取り巻く環境については「(欧米の)金融不安などマイナス材料もあるが、現状ではプラス要素の方が多い」...