静岡市を中心とする静岡県中部の条鋼建材製品は、メーカーの値上げ観測から先高観が台頭。ただ需給にタイト感が乏しく、扱い筋によっては価格転嫁に時間を要しそうだ。地場の建材需要にも明るい兆候が出ている。国交省の建築着工統計から試算した県内の1月鉄骨需要量は、前年同月比51.4%増の1万2200トン。マイナスだった前月から改善した。22年暦年も前年...