薄板類など輸入材の内需に占めるシェアが上昇傾向にある。輸入材のボリュームゾーンとなる品種は薄板類だが、その中の特に店売り・一般向けについて「輸入材のシェアがかなり高まっている」(商社筋)状況にある。国内高炉材が高止まりしたことから、輸入材を手当てする動きが広がったとみられる。 日本鉄鋼連盟によると、22年暦年の普通鋼鋼材受注量(内需計)は前...