銅・黄銅屑の相場は先行き不透明感がある。電気銅建値の指標先であるロンドン金属取引所(LME)銅相場は米国の利上げ長期化観測や中国の需要動向が材料視されているが、方向感ははっきりとしない。そのため、商いは下落警戒感を持ちながら行われるのではないか。 市中環境については品薄が続くとみている。伸銅メーカーの需要は減少しているものの半導体不足などに...