全国コイルセンター工業組合がまとめた1月の流通調査によると、出荷量は前月比9・5%減(前年同月比8・7%減)の102万1923トンとなり、前月実績を2カ月連続で下回った。2カ月間で約19万トン(約16%)も落ち込み、実働日数減と合わせて業界における薄板需要の低調さを裏付けている。 特に1月は、年始環境で稼働日が少なかったが、それ以上に主力の...