日本製鉄、JFEスチール、神戸製鋼所の労働組合と産別組織の基幹労連(鉄鋼部門)は、総合運動として取り組んできた「複数年協定」の柔軟化を検討する。春闘をめぐっては、資源エネルギー価格高騰などをきっかけとしたインフレ圧力を受け、賃上げムードが広がっている。基幹労連は現在「産業・労働政策中期ビジョン」の策定作業に入っている。高炉大手の労組はこの議論...