関東地区の鉄スクラップ市況は強横ばい。市中では品薄感が根強く、荷動きは盛り上がりを欠く。電炉メーカーは4月からの電力料金高騰を見込んで事前に製品・半製品の在庫を積み増す姿勢のため地区需給は緩みにくい。海外では大地震後のトルコで米国産スクラップ輸入価格が下落した一方、バングラデシュやインドが買い意欲を示しているもよう。東南アジア市況への影響は...