合金鉄最大手、新日本電工の青木泰社長は、「電力料金上昇によるコストアップが深刻です」と頭を抱える。7日に発表した2022年12月期決算は、連結経常利益が104億円と、中央電気工業と経営統合した2014年以降での最高益を達成したが、今期(23年12月期)は電力コストの上昇が不安要因と明かす。 同社は、合金鉄の主力工場、徳島工場のほか、焼却灰溶...