マレーシア国際貿易産業省(MITI)は、日本から輸入される板幅1300ミリメートル未満の冷延鋼板に対しアンチダンピング(反不当廉売=AD)調査を開始すると公示した。すでにマレーシアでは1300ミリ以上の日本製冷延にAD措置が課されており、冷延での対象拡大を図る動きとなる。 日本の鉄鋼輸出に対し、新規でAD案件が浮上するのは2021年6月から...