薄中板類を取り巻く足元の情勢は、不安要素も多いが一言で言うと小康状態。短期的には現状のまま推移するだろう。直近、中国価格が底を打ち、主要海外ソースの対日攻勢も落ち着いている。何より国内高炉店売り価格が高止まりし、下がる気配もない。 ただし、中期的に見れば価格調整場面もあり得るのではないか。中国リスク、米国経済リスク、為替リスク、ロシア問題リ...