首都圏の厚板を取り巻く店売り市場は「末端実需が乏しく、在庫調整も進まず市中の荷動き、引き合いとも一向に盛り上がらない」(有力筋)とのこと。このため母材市況、切板価格ともに「現行値維持が精いっぱい」(同)で、切板については「一部に安値対応もみられる」(同)と指摘される。 ただ、主力の建築鉄骨分野では大型案件が再び始動。当該溶断業の受注・稼働状...