――今期の事業環境は。 「アルミ板条などの素材事業は伸び悩んでいるものの、鍋などの器物事業は堅調に推移している。素材事業は自動車向けの装飾材料や燃料タンクキャップなどが、自動車の減産影響を受けて振るわない。口紅容器向けなど化粧品分野は海外でマスクの着用が緩和している影響で欧州関連ユーザーの引き合いが戻ってきた。昨年は通常の4割減という厳しい時...