――まず2022年の伸銅品流通業界の回顧から。 「22年の大阪伸銅品問屋組合(会員56社)各社の販売数量は、向け先により差があったものの、おおむね21年並みか、やや減少した。21年はコロナ禍の予想以上の回復に伴い、自動車および半導体関連で伸銅品やアルミ製品需要が大幅に回復した。その地合いは22年7月頃までは維持した。ただ、昨年夏場以降の需要は...