亜鉛相場は昨年に続き、欧州亜鉛製錬所の動向がカギとなりそうだ。亜鉛はアルミと同様、生産にかかる電力消費が大きく、欧州のエネルギー価格高騰が影響する。エネルギー価格高騰の解消時期は不透明であるため、大手製錬所で減産・閉鎖の動きが続くことになれば下値は堅い展開になるだろう。また、バックワーデーション(現物価格が先物価格を上回る状態)が常態化して...