ニッケル系鋼種のSUS304を中心とするステンレス冷延鋼板類輸入は11月入着分でも1万3千トンと高い水準が続いた。国内店売り市場が在庫調整局面にある中で「さらに増えることはない」(扱い筋)とみる向きが多いが、輸入材は店売り市場で一定シェアを占めており、当面は二重価格構造(国内材と安価ゾーンの輸入材の値差が開いている状態)が続く見通し。国内メー...