JFEスチールは、西日本製鉄所倉敷地区の厚板ミルに加熱炉を1基増設し、設備を生かした新商品開発を強化する。現在2基が稼働しており、3基目となる。昨年稼働した第7連続鋳造設備(CC)で造られる大単重スラブに対応するためで、厚板の生産能力拡大が狙いとなる。なお、新しい加熱炉の稼働時期は来年11月頃の予定。 この設備投資に伴い大単重材の生産能力を...