JFEスチールは西日本製鉄所・倉敷地区の高炉1基を大型電炉に転換する方針を打ち出している。稼働時期は早くて2027年度以降。電力やスクラップの調達方法、社内でのノウハウの共有など、開発・実用化に向けた具体的な課題に目下取り組み中だ。 これまで高炉の副生ガスにより構内の使用電力をまかなっていたが、電炉化するにあたり、より多くの電気が必要となる...