――今期の販売動向からお聞きしたい。 「当社の鉄粉の需要先は焼結部品が6割強、携帯用カイロなどその他分野が4割で、焼結部品は自動車向けを主力とするため鉄粉全体で自動車関連は約6割を占める。上期販売は、自動車向けの低調を携帯用カイロや脱酸素剤などで若干カバーしたが、コロナ影響前に比べ1割強減少した。下期は、自動車向けで半導体不足などの問題の解消...