5日の上海先物市場で熱延コイルの取引価格(来年5月限月)がトン当たり3900元台(約560ドル)で引け、8月下旬以来の高値を付けた。 11月下旬に中国人民銀行がインフラ投資の促進に向け融資を強化するよう銀行に指示したほか、ゼロコロナ政策の緩和など政府が景気を意識した動きを見せ始めたことで先物価格は上伸基調が続いている。直近の底値となる10月...