中国・宝山鋼鉄はこのほど、12月の主要鋼板類の国内販価を決め、取引先などに通知した。熱延コイルなどを100元(1元=19・66円、約2千円)値下げしたが、冷延・溶融亜鉛めっきコイルなど据え置きとした品種も目立った。コスト高からこれ以上下げづらく、さらに需給にも一部改善の兆しが見られることなどが理由とみられる。 建設関連向けの落ち込みから全般...