米国鉄鋼協会(AISI)によると、先週末時点の製鋼稼働率は73・5%となり2020年12月以来の低水準だった。 熱延コイルなど鋼材市況の軟化で稼働率は7月に80%を割り込み、以降も低下傾向が続いている。USスチールが高炉を一時休止するなど減産が広がった上に、中間選挙を控え鉄鋼市場で様子見感が強まる一時的な要因も加わったものとみられる。週間粗...