合同製鉄の収益改善が続く。前年度は通期赤字だったが、今回は黒字基調が継続。中間決算の結果から通期経常益予想を10億円積み上げ90億円とした。中期は販売減とはなったが、商慣習見直しなどの取り組みによるスプレッド改善が寄与し、予想を上回る増益となった。商慣習見直しについて、特に契約期間の長い鉄筋の出荷単価改善が課題だったが、改善が遅れていた船場...