三井物産が1日発表した22年4~9月期連結決算(IFRS)によると、鉄鋼原料などを扱う金属資源部門は純利益が2472億円となり前年同期比8・8%減だった。豪州石炭事業の販価は上昇したが、鉄鉱石事業の減益要因が上回った。通期見通しは旧BHP三井コール(BMC)の売却益や円安を織り込み、従来予想から700億円増の4千億円へ上方修正した。 鉄鋼製...