米国電炉大手のスチール・ダイナミクス(SDI)が19日に発表した7~9月期(3Q)連結決算は、純利益が前年同期比7・7%減の9億1432万ドル(約1360億円)となり、2020年3Q以来となる最終減益だった。四半期の過去最高益だった4~6月期からは約3億1千万ドルの減益で、鋼材市況の軟化で米ミルの好業績にも減速感が強まっている。 営業利益は...