日本コークス工業は11日、2023年3月期の連結経常損益が12億円の赤字(前の期は114億5400万円の黒字)になるとの見通しを発表した。原料炭や製鉄用コークスの価格下落などで棚卸資産評価損が悪化するためで、従来予想の9億円の黒字から下方修正した。棚卸資産の評価損を従来約47億円と見込んでいたが、約66億円に悪化する見通し。評価損は上期中心...