「我々が得意とする高炉・転炉法で早期に拡張しインドの高級鋼需要に応えつつ、カーボンニュートラル(CN)や脱炭素にも十分に配慮している―」。日本製鉄の森高弘副社長は、AM/NSインディアの能力増強計画がCO2排出の観点からも練り込んだ内容と説明した。 新設備ではコークス乾式消火設備(CDQ)や高炉炉頂発電といった環境・省エネ技術を採用するほか...