JFEスチールは21日、東北大学などと進めている低炭素型コンクリートの共同開発で、既存品並みの意匠性を持つ試作品の製造に成功したと発表した。原材料となる高炉スラグ微粉末などの配合比率を最適化し、型枠に流し込む際の流動性を高めることで実現した。今後は試作品の耐久性を確かめる実証実験に入り、2027年度に擁壁や護岸向けで実用化を目指す。 試作し...