熱延コイルを中心に鋼材市況の軟化が目立つ米国で鉄鋼大手の減益予想が相次いでいる。先週16日には電炉2位のスチール・ダイナミクス(SDI)と高炉を主力とするUSスチールが7~9月期(3Q)の純利益見通しを発表。SDIは前年同期比1割減の9億ドル前後、USSは75%減の5億ドル程度を見込んでおり、先に3Q見通しを公表した電炉最大手のニューコアを...