日本製鉄は14日、海藻類からつくる「藻類バイオマス(生物資源)」を製鉄所で活用するための基盤技術開発に本格着手したと発表した。製鉄所から回収した二酸化炭素(CO2)で藻類を培養し、これを炭材化して製鉄プロセスで活用する構想を描く。藻類は燃焼過程でCO2を排出するが、成長過程でCO2を吸収するため、グリーンエネルギーとみなされる。CO2排出が...