異形棒鋼を扱う流通筋によると、東北地区の22年度上期異形棒鋼出荷(販売)量は前年同期比マイナス7~10%で推移する見通しだ。今期の建築需要は鋼材も含めた建材全般の急騰を背景にゼネコンと施主間の実行予算交渉が難航し、緩慢な状況が長期化。物件はあるが予算が固まらず、未着工のまま宙に浮いているケースが目立っている。年度下期についても官需・民需ともに...