ステンレス世界大手のオウトクンプ(フィンランド)は現地6日、電力価格高騰のため、メンテナンス休止後のフェロクロム炉1基の再稼働を延期すると発表した。ステンレス出荷は通常レベルを維持する。メンテナンス休止は7日からで、当初は40週間目の2023年6月上旬の再稼働を予定していた。フェロクロム炉は3基あり、2基体制でフル能力比7割稼働を継続する。...