車向け棒線二次加工賃/適正水準へ改善道半ば/電気・ガス料金上昇分は一部前進/副資材・運賃などコスト転嫁未達、供給寸断懸念続く
自動車向け特殊鋼棒線の二次加工賃をめぐり、一部車メーカーの商流で電力とガス代に限ってコスト高を一時的に支援する動きが広がっている。二次加工メーカーは、エネルギー以外にも副資材や運賃などのコスト高を含めトン5千円超の加工賃引き上げを要請。安定した生産・品質の維持、輸送・物流までを一貫する価値の向上をめぐり適正な加工賃が容認されるかが焦点だ。 ...
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