大手磨棒鋼・CH鋼線メーカー、宮崎精鋼(本社・名古屋市中川区、社長・宮崎元伸氏)の22年5月期の売上高は、前期比11・8%増の302億円だった。素材値上がり分の価格転嫁、加工賃改定が徐々に進み販売単価が上昇したことから、初めて300億円を突破した。一方主力向け先である自動車の減産が響き、販売数量は伸び悩んだ。 期初は新型コロナ影響が薄れ、車...