昭和電線ホールディングスは26日、退職給付信託の契約解除に伴い、9月に信託設定株式の返還を受けると発表した。返還見込み額は約71億円分。退職給付債務に対し年金資産が積立超過の状態にあり、今後もその状況が継続する見通し。そのため契約解除を決めた。 23年3月通期の連結決算で約26億円の特別利益を計上する見込み。