清水建設はこのほど、木質バイオマスを炭化した「バイオ炭」をコンクリートに混入することでコンクリート構造物に炭素を貯留する環境配慮型コンクリートを開発した。成長過程で大気中のCO2を吸収した木材の炭化物を利用し、コンクリート内部にCO2を固定する。製造時に多量のCO2を排出するセメントの一部を高炉スラグで代替した低炭素セメントを併用することで...