高炉3社による2022年度の設備投資額(連結、工事ベース)は合計で8750億円と、前年度実績と比べ2・2%増える見通しだ。堅調な業績を背景に小幅ながら3年ぶりに前年度を上回る。事業環境は先行きに不透明感もあり、各社とも投資案件の選別を強化している。着実に利益を生み出す競争力ある設備の新鋭化に焦点を当て、限られた経営資源を重点投入する。