鋼材流通業東名阪の若手経営者に聞く/激動期を迎え、将来を見据えた舵取りは/東海編<下>/長谷川氏「“需給次第”の値決めから早期脱却を」/青山氏「実取引の利益で再生産可能な業界に」/棚橋氏「“儲け”を実感できる人材育成必要」
――鉄鋼業を明るくするには「まずは儲かること」との話でしたが、足元は、各社とも利益を上げているように見えますが。青山氏 仕組みとして儲かるようにはなっていないのではないか。足元は市況が上がり売上げも増えているが、実態を見ると在庫評価益など見掛け上の利益が大きい。海外投資によるリターンもプラスになっているが、それも一過性のものでしょう。実際に作...
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