建材薄板市場は、内装材・外装材とも、倉庫・物流施設をはじめとする非住宅の大型物件が全体の需要をけん引する展開が続きそうだ。 需要の底堅さは指標にも表れている。国土交通省の建築着工統計によると、2022年4~6月における床面積は、工場が前年同期比38%増、倉庫が14%増。建材薄板が内外装で主体とする鉄骨造(S造)では、1万平方メートル以上の建...