日本鋳鍛鋼会によると、6月の鋳鍛鋼生産量は鋳鋼(鋳放)が前年同月比6・9%増の1万3千トン、鍛鋼(打放)が同3・6%減の4万7千トンで、鋳鋼は16カ月連続増、鍛鋼は16カ月ぶりマイナスとなった。鍛鋼は主力の自動車向けの低下が響いたが、2021年下期、22年上期の平均並みの水準を保った。これまで鋳鋼に先行していた回復基調に一服感が出た形だ。 ...