中堅巻線メーカーの礎電線(本社・埼玉県吉川市、社長・田中友則氏)は今後3年内をめどに、次世代電線材料であるカーボンナノチューブを用いて大幅に軽量化した巻線の事業化を目指している。要素技術・知見を有するさまざまな企業などと連携し、巻線や加工品の技術開発に注力。重量は一般的な銅製巻線の5分の1程度を目標としており、電子機器・医療機器などに関連す...