ロシア鉄鋼大手のエブラズは、北米事業の売却手続きを開始したと発表した。露のウクライナ侵攻後、エブラズや大株主のロマン・アブラモビッチ氏には西側諸国から経済制裁が科され、これを受け北米撤退を決断した格好だ。 売却対象は、シカゴに本社を置く持ち株会社のエブラズ・ノースアメリカが展開する米国の2工場とカナダの4工場。高シェアの製品を造っていること...