鉄鋼産業懇談会の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は9日、国内の鋼材需要について「持ち直しの動きが継続している。自動車はサプライチェーンの正常化に時間がかかっているが、先行きに回復が期待できる」などと述べ、足元で高止まりしている鋼材在庫は今後、調整が進むとの見方を示した。 同日オンライン形式で開催した懇談会終了後、記者団に語った。 廣瀬氏は回復基...